チームラボ、サウナとアートを融合にした
新しい体験を東京・六本木にオープン

アート浴エリア▲
空中浮揚
/ Levitation
teamLab, 2021, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

アート集団 チームラボは、サウナとアートをセットで体験するまったく新しい展覧会「チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木」を、東京・六本木のチームラボリコネクトにて、2021年3月22日(月)から8月31日(火)まで限定でオープンする。

同展は、女性専用サウナを含め、計7室のサウナエリアと冷水エリア、さらにはアート空間で休憩できるアート浴エリアがひとつながりになった空間で展開。連続した体験を創ることによって「ととのい、アートと一体化し、リコネクトする」、世界に類を見ない試みとなる。

▲サウナ室

▲冷水シャワー

温冷交代浴によって脳を開き、どこまでも広がっていく身体感覚でアートと一体となることで、心と身体と環境が自分という存在の全体性であることに気付き、世界と時間に再びつながること(リコネクト)を目指している。

▲五感を楽しませるサウナ室

また、「ととのう」とは、温冷交代浴(サウナ・冷水・休憩を繰り返すこと)によってもたらされる、脳科学的にも非常に特殊な状態だそうで、これによって感覚が鋭くなり、頭はすっきりし、美しいものはよりいっそう美しく感じられ、普段の感覚では気がつかない体験を得ることができるという。 サウナに入り、ととのう状態で、より深くアート作品に没入できるといい。

▲アート浴エリア
増殖する無量の生命 – A Whole Year per Year / Proliferating Immense Life – A Whole Year per Year teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

▲アート浴エリア
生命は結晶化した儚い光 / Ephemeral Solidified Light
teamLab, 2021, Interactive Installation, Sound: teamLab

▲アートエリア
空中浮揚/ Levitation
teamLab, 2021, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

さらに、チームラボの新たなアートプロジェクト「Supernature Phenomenon」をテーマにした新しい作品群をはじめ、複数の作品が公開。これは、自然界の法則を超えた現象を意味する「超自然現象」と、それによる認知そのものの変化をテーマにしたプロジェクト。

▲冷水エリア
円相に迷い込んで / Step into the Light Circle
teamLab, 2021, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi, teamLab

▲冷水エリア
円相に迷い込んで / Step into the Light Circle
teamLab, 2021, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi, teamLab

▲サウナエリア
呼応するランプのアレイとスパイラル – ワンストローク, Metropolis Tokyo / Array and Spiral of Resonating Lamps – One Stroke, Metropolis Tokyo
teamLab, 2021, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

万有引力に逆らうなどの超自然現象をただただ眺める過程で、人々の認知そのものが変化し、その認知の変化が人々を「日常とは違った状態」へと導くという、チームラボのコンセプトである。End