チームラボ、東所沢公園の武蔵野樹林パークに
自然を感じさせるアート空間「どんぐりの森の呼応する生命」を展示

▲自立しつつも呼応する生命 – 液化された光の色, Sunrise and Sunset / Autonomous Resonating Life – Liquified Light Color, Sunrise and Sunset teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

アート集団 チームラボは、埼玉県所沢市にある東所沢公園内の「武蔵野樹林パーク」にて、常設展示「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」を2020年8月1日(土)にオープンする。前売り券は7月22日(水)から発売開始する予定だ。

「武蔵野樹林パーク」は、東所沢公園の東川縁、角川武蔵野ミュージアムに隣接した一角にオープンする新施設。ここには、チームラボによるインタラクティブな光のアート空間が常設展示され、隈研吾設計の飲食施設「武蔵野樹林カフェ」(2020年9月オープン予定)も設置される。

▲呼応する木々/ Resonating Trees teamLab, 2014, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi

この武蔵野の雑木林を代表するコナラなどの落葉広葉樹の森を、角川武蔵野ミュージアムは武蔵野樹林と呼んでいる。この武蔵野樹林は、春から夏にかけては緑の移ろい、秋から初冬にかけては紅葉の移ろいがあり、秋にはどんぐりを熟すそうだ。

縄文時代の日本では、落葉広葉樹林が広がっていたという。こうした落葉広葉樹林はどんぐりの実がなる樹木であり、どんぐり類は縄文人にとっては主要な食料だった。縄文時代に多くの人々は、どんぐりという食料が豊富で、明るくて住みやすいどんぐりの森と共に生きていたのである。


▲自立しつつも呼応する生命 – 液化された光の色, Sunrise and Sunset / Autonomous Resonating Life – Liquified Light Color, Sunrise and Sunset teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

チームラボは、非物質的であるデジタルアートによって「自然が自然のままアートになる」という「Digitized Nature」というアートプロジェクトに取り組んでいる。

そこで、この武蔵野のどんぐりの森を、人々の存在によって変化する光のアート空間に変えるのが「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」である。同展示では、「自立しつつも呼応する生命 – 液化された光の色」と「呼応する木々」の2作品が楽しめるそうだ。End

チームラボ どんぐりの森の呼応する生命

会期
2020年8月1日(土)~常設
休園日:毎週火曜日 ※祝日は開園
時間
昼間 12:00~17:00/夜間 18:00~22:00
※最終入園 21:30
※閉園時間は季節により変動。
会場
武蔵野樹林パーク(東所沢公園内)
詳細
https://www.teamlab.art/jp/e/acornforest/