日本の伝統文化「表装」の技術を応用した
飛沫防止パネル

▲格子デザインの和風パーテーション

東洋額装は、「表装」の技術を応用してオーダーメイドで製作する飛沫防止パネルを発売する。

表装は平安時代から受け継がれる日本の伝統文化で、同社では掛け軸や巻物、額装などの表装を作品に合わせてオーダーメイドで手がけている。

今回、「書道教室やカルチャーセンターなどでアクリルパーテーションが必要になっている」という声を知り、普段は額装に使用しているアクリルと木材を利用したアクリルパーテーションの開発をスタート。

▲差し込みタイプのアクリルパーテーション

卓上用の差し込むタイプのパーテーションのほか、対面式で書の稽古をするために、アクリルの下部が大きく開いていて、高さの変更可能な大型のアクリルパーテーションも製作した。

▲大型のアクリルパーテーション:横使用

また、和風な室内にも違和感なく溶け込む、和をイメージした「格子デザインの置き型パーテーション」や、大学の授業でソーシャルディスタンスが取れるように教員を囲える、高さ2m・3面タイプの巨大アクリルパーテーションなども開発している。

▲オーダー製作した高さ2m・3面のパーテーション

これらのパーテーションでは、銘木を使用したエグゼクティブな空間にも合う高級タイプなども用意しているそうで、職人の緻密な手仕事が楽しめるだろう。End