NEWS | インテリア / 工芸
2021.01.19 15:28
三共晒は、大阪堺の伝統産業である「和晒(わざらし)」生地を活かした新しいインテリアアートブランド「WASIL(ワシル)」を立上げ、2021年1月18日(月)から販売を開始した。
「和晒」は、古くから親しまれてきた手ぬぐいや浴衣づくりに欠かせない漂白技術のことで、「さらし木綿」の風合いを思いおこす人もいるだろう。
堺には手ぬぐいや染色商品を中心に、地場産業として古くから染色工場と晒加工場があるが、これらの産業はライフスタイルの変化により年々需要が縮小しているという。
これらの変化に対応した商品を開発しようと、5年前に立ち上げたプロジェクトが「WASIL」である。グラフィックシーンで活躍するデザイナーによる19のデザインをラインアップしており、額装して飾ることもできるそうだ(専用の額は別売)。
「和晒とモダンアートの融合」をコンセプトに、晒伝統産業による、新しい価値を作る新感覚のインテリアアートブランドを目指している。