イタリアのデザイナー Paolo Cappelloがデザインした「Caruso」は、ヴェネチアに拠点を置くインテリアブランド「Miniforms（ミニフォームズ）」のためにデザインしたキャビネットである。

一目見てわかるように、「Caruso」の正面にはカラフルなスピーカーが取り付けられている。いわば、音を奏でるキャビネットなのである。

Bluetoothを介してスマートフォンで操作することで、部屋でくつろいだまま好きな音楽をかけることができる。もちろん、音楽だけでなく、色鮮やかなスピーカーを眺めることでもユーザーを心地よい気分にしてくれる。

近未来的なデザインでもありながら、どこか昔ながらの蓄音機を思わせるデザインでもあり、ハイテクと日常が交じり合う多層的な感覚を生み出すインテリアである。

キャビネット部分とスピーカー部分では、それぞれカラーバリエーションも異なる。好みのカラーを組み合わせることで、見た目でもユーザーにさまざまな感情を生み出してくれるだろう。