キャンピングカーを超える移動体験を提供する
ZEN × 建築 × モビリティ「FUUUN」

京都禅寺の僧侶が監修、香港のデザイナーが設計、日本茶室専門大工が施工した、キャンピングカーを超える移動体験を提供するプロジェクト「FUUUN(浮雲)」が2021年1月21日(木)にリリースした。

FUUUNが目指すのは、軽やかなライフスタイル。禅の考えに基づき、物事に執着せず、雲のように自由自在に浮遊するイメージに通じている。

現代のミニマリストや多拠点フリーランスなどの生活スタイルには、定義より経験、多くより軽く、安定より旅といったような価値観があり、禅に基づく考え方と共通することが多いとされる。

車内空間は、建築家でもあるチームリーダー Joe Jun Liaoが、茶室をはじめとする日本家屋からインスピレーションを受け、茶室専門の大工「鯰組」とともにデザイン。さらに、鯰組の施工により「移動する茶室」のような空間を作り出した。

メインスペースはテーブルを囲んだ座席、フラット畳、茶室など5種類以上のパターンに変化するZEN空間。10人のミーティングルーム、ダイニングルーム、ムービーシアター、瞑想ルームなどの空間に変えることが可能だ。

さらに、5G WifiとHDプロジェクターを完備し、旅行やキャンプはもちろん、ワーケーションや社外研修にも利用できるという。

また、ソーラーパネルを動力とする空気清浄機と冷暖房を装備し、内外環境に優しいエコなモバイルライフを実現するそうだ。End