不要品の使い方を創造し、捨て方をデザインする
アップサイクルブランド「REMARKET」が設立

▲「REMARKET」外観、店内イメージ

ブックオフグループホールディングスの子会社、ブックオフコーポレーションは、新しいサービスブランドとして、廃棄物の素材としての魅力と新しい使い方を創造し、循環ビジネスの構築や商品化を手がけるモノファクトリーと共同で、「REMARKET(リマーケット)」を立ち上げた。

この新ブランドは、脱炭素社会におけるモノとの付き合い方の再発見を提案し、「不要品の使い方を創造し、捨て方をデザインする」ことがねらいだという。

その第1弾として、ブックオフ最大の売場面積を誇る群馬県前橋市の「BOOKOFF SUPER BAZAAR(ブックオフスーパーバザー)17号前橋リリカ店」に、同名の店舗「REMARKET」を2021年3月5日(金)にオープンする。

▲「REMARKET」外観、店内イメージ

店内には、廃材を使ったデザイナー商品が並ぶ「UPCYCLE GALLERY(アップサイクルギャラリー)」、レトロなラジカセや電話機などをそろえた「REUSE GALLERY(リユースギャラリー)」、徹底して分別・解体した廃材を新しい素材として購入できる「Material Library™(マテリアルライブラリー®)」を設けるそうだ。

また、廃材を使ったワークショップ(予約制)など、さまざまな体験ができるEVENT SPACE(イベントスペース)」も設置。3月は、ドライバーなどの工具を使用して、パソコンを解体する「パソコン解体」、LANケーブルの被覆膜の端材をアイロンで融かしてコースターを作成する「LANケーブルコースター」を予定している。

▲ワークショップ「パソコン解体」の様子

さらに、「REMARKET COUNTER(リマーケットカウンター)」では、中古オフィス家具やアップサイクル商品、廃材を再利用したオフィス空間のデザイン、設計などの相談受付や提案を行うことにしている。End