DSA（一般社団法人日本空間デザイン協会）とJCD（一般社団法人日本商環境デザイン協会）が共同主催する日本空間デザイン賞は、2021年4月1日（木）より日本空間デザイン賞のウェブサイトで応募受付を開始する。応募受付は2021年6月16日（水）まで。

日本空間デザイン賞は、2019年に誕生した日本で唯一かつ最大級の空間デザインアワード。国内外の優秀なデザイナーや卓越したデザイン作品を発掘し、評価をすることを目的としている。

▲2020年度大賞 KUKAN OF THE YEAR
作品名：渋谷スカイ
受賞者：亀井忠夫・勝矢武之／渋谷駅周辺開発計画共同企業体（日建設計）、有國恵介／Flowplateaux
写真クレジット： シンヤケイタ（ROLLUPstudio.）

今年度からは、空間デザインにおいて、国連が採択する17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標（SDGs）」にのっとり、すべての人々にとってより良く持続可能な未来を実現することに貢献する作品に対し、新たに「SDGs賞」を開設する。

▲2020年度大賞 KUKAN OF THE YEAR
作品名：深大寺ガーデン レストランMaruta
受賞者：基本構想 田丸雄一、設計 古谷デザイン建築設計事務所 古谷俊一
写真クレジット：新建築社写真部

▲2020年度大賞 KUKAN OF THE YEAR
作品名：熊本城特別見学通路
受賞者：株式会社日本設計 塚川 譲
写真クレジット： 益永研司写真事務所

さらに、日本空間デザイン賞はドイツのiF International Forum Design GmbHが運営するiF Design Awardとパートナーシップ契約を締結する予定。

この契約により、日本空間デザイン賞2021応募者のうち、Short List受賞者は特典としてiF Design Award 2022応募登録の費用やiF Design Award のプレセレクションが免除され、ファイナリストとしてiF Design Awardの最終審査に参加することが可能となる。

なお、応募対象となる作品は、展示系、商業系、オフィス、住宅など全11カテゴリーに当てはまるもので、いずれも応募専用ウェブサイトより作品を応募が可能。審査や応募費用などの詳細は、募集要項ウェブページに掲載する予定で、同サイトは3月中旬にリニューアルされる予定となっている。