DJI、北海道上川郡上川町の協力のもと
新たなドローン空撮スポットの開拓し地域の魅力を発信

ドローンメーカーのDJIは、北海道上川郡上川町の協力のもと、同町においてドローン飛行や空撮ができる「ソラタビ」スポットを拡大し、同町が実施する「大雪山大学」の一環として「冬飛行のための実践型ドローン講座」のワークショップを開催した。

このプロジェクトは、空撮による上川町の新たな魅力の発見、およびDJIと上川町が合同で観光映像を制作することが目的。これに合わせたワークショップでは、ドローン操作や動画編集のスキルアップを目指した。

上川町はこれまで、自然から学ぶ大雪山大学や、地域おこし協力隊が中心となって行う「KAMIKAWORK PROJECT」など、同町に来訪・居住してもらうためのさまざまな施策を実現。今回のドローンや空撮について啓蒙活動では、とくに「自治体本来の発信力を向上すること」にフォーカスしたという。

ワークショップは座学と実地体験で構成。機材の説明や空撮の見学が行われたほか、DJI オフィシャルパイロットが飛行/撮影方法を説明しながらドローン空撮を行い、より実践的な操縦テクニックをレクチャーした。

上川町は今後、ドローンや空撮を盛り込んだ体験型観光プログラムやアウトドアアクティビティなど、独自のコンテンツ発信を強化しながら、地域全体の観光促進に取り組みたいとしている。

一方、DJIは、日本全国の空撮エリアを開拓しながら、「観光資源としての空撮」や「地方創生/町おこし」なども含めて、地方自治体や企業への地方誘客に貢献することを目指している。End

▲ワークショップの様子

▲DJI x 上川町 観光動画