Googleマップが新機能を追加
ユーザー自身で道路の修正が可能に

Googleはこのほど、Googleマップに3つの新機能を追加すると発表した。地元のユーザーがリアルタイムで起こっている周辺地図の変化を更新できるのが主な特徴だ。

1つめは、「投稿」(Contribute)タブから「Local Love challenge」に参加して、さまざまなショップへの評価やレビュー、情報を追加することで、地元のなじみの店をサポートできる機能である。Googleでは、まずは米国内にある企業10万社の情報更新を目指している。

2つめは、画像の更新について。ある場所の写真をユーザーがどんどん更新していくことで、現地の細やかな最新情報を共有できるようになるのだ。こちらはレビューや評価は不要で、手軽に写真をアップロードできるようだ。たとえば、行きたいレストランのテラス席に日差しが当たるかどうかとか、人気のキャンプ場の駐車場が週末にどれぐらい混むのかといったことがわかり、ユーザーは予定を決める判断材料にすることができる。

そして3つめとして、新しい道路やあるはずなのにマップ上に見当たらない道路を、ユーザー自身が描くことができる機能が追加される。「地図を編集」というツールから地図の更新が可能となる。

線を引いてある道路を追加したり、道路の名前を変更したり、道路の向きを変えたり、あるいは間違った道路を修正または削除することができる。

もちろん勝手気ままに変更できるわけではなく、道路が閉鎖されているのなら、日付や理由などの情報の記入が必要。変更の提案が正しいかどうか、Googleが精査するそうだ。End