「コクヨデザインアワード2021」の受賞作品が
デスクトップオーガナイザー「RAE」に決定

▲グランプリ:Milla & Erlend「RAE」

コクヨは、「コクヨデザインアワード2021」を開催し、国内外57か国から応募された合計1,401点(国内795点、海外606点)を審査した結果、2021年3月13日(土)に、受賞作品計4作品を決定した。

同アワードは、働く・学ぶ・暮らすシーンで新しい価値を生み出すプロダクトデザインを一般から募集して、商品化を目指すコンペティション。

18回目を数える今回のテーマは「POST-NORMAL」。世界が同時に大きく変化していく様子を目の当たりにしたからこそ、改めて身の回りにあるモノの価値を問い直すことで、これからも長く、広く、愛され続ける価値を考え、生み出すことを意図した。

グランプリは、Milla & Erlend(Milla Eveliina Niskakoski、Erlend Storsul Opdahl)のデスクトップオーガナイザー「RAE」。これは新たな仕事環境にも自然になじみ、ツール、空間、心を新たな状況でもきちんとひとところに落ち着かせることができるデスクトップオーガナイザーの提案だ。

優秀賞には3作品を選出。Soh YunPingの「質感認識する鉛筆」は、色の濃淡などの特徴により、人間が本能的に物の性質を捉えることを利用した鉛筆。芯の硬度や濃度を、光沢や黒の濃淡で軸の色や形状に反映することで、感覚的に鉛筆を使うことが楽しめる。

▲優秀賞:Soh YunPing「質感認識する鉛筆」

山浦晃司の「コドモノギス」は、ノギスに備わる4つの機能を分解し、それぞれを単機能にした子ども向けの「文具」。円や球を学ぶ延長線でノギスを使用することで、身の回りのモノだけでなく道具自体に興味を持ち、「測る」という行為をより楽しく学ぶことができる。

▲優秀賞:山浦晃司「コドモノギス」

松浦泰明の「学びに寄り添うマイボトル」は、マイボトルを文具の一部として捉え、最適なかたちを追求。倒れず転がらず使いやすい、これからの学びのお供にぴったりな新しいスタンダードの提案となっている。End

▲優秀賞:松浦泰明「学びに寄り添うマイボトル」