丹後ちりめんの可能性を模索する
クリエイションプロジェクト「TANGO CREATION PLATFORM」

▲オロール・ティブー バッグ

日本のきものの7割を支えるシルクの一大産地である京都・丹後地方。2019年よりスタートした「TANGO CREATION PLATFORM」は、「丹後ちりめん」を展開する工房と、世界で活動するクリエイター/デザイナーが丹後での滞在と交流を通じて、新たな領域の「丹後ちりめん」の可能性を模索するクリエイションプロジェクトである。

2020年のコロナ禍においても、日本と海外を拠点にするデザイナーの感性が融合し、国を超えたクリエイションが実現。シャツやスカーフ、バッグなど、丹後ちりめんの「きもの生地」と「サスティナブル」な特徴を活かした作品が生まれ、新たな丹後ちりめんの可能性を示した。

▲中尾隆志 シャツ・シャツドレス・トラウザー・バブーシュ

▲中尾隆志

▲オロール・ティブー バッグ

▲オロール・ティブー

▲キム・スヘイ バッグ

▲キム・スヘイ

そのなかで、フランス人テキスタイルデザイナーのマチルダ・ロザンヌ・ブレジオン(Mathilde Roseanne Bregeon)が手がけた、丹後地方のシルクを使ったプロダクトが、京都市左京区のマチルダ・ブレジオン アトリエにて、2021年4月17日(土)・4月18日(日)に公開される。

▲マチルダ・ロザンヌ・ブレジオン

同氏によると、丹後は故郷・フランス西海岸のブルターニュにとてもよく似ているそうで、2016年に初めてに丹後を訪れた時には、まるで自分の家にいるように感じたという。

2020年夏に始まったこのプロジェクトでは、リモートで丹後の漁師を訪問。漁に使用する網を見たとき、ブルターニュの漁網がとても好きだったことやその複雑さと色に魅了されていたことを思い出したという。そして、この体験に着想を得て、漁網の模様に取り組んだ。

▲マチルダ・ロザンヌ・ブレジオン スカーフ( カレ/ トライアングル)・リボン

こうして完成したスカーフとリボンは、入り組んだ複雑で美しい模様による美的側面をもつとともに、このプロジェクトの繋がりと絆をよく映し出したものとなっている。結び目をどんどん増やすことで、繋がりと絆はさらに大きく、強くなっていくのだそうだ。

また、この展示では、同氏が2017年に日本で立ち上げた最初のブランド「Té.ori」のプロダクトなど、これまで日本で制作したプロダクトの数々も公開される予定だ。End

マチルダ・ロザンヌ・ブレジオン オープンスタジオ

日時
2021年4月17日(土)・4月18日(日)10:00~17:00
会場
マチルダ・ブレジオン アトリエ(京都府京都市左京区浄土寺馬場町71 ホホホ座2階)
詳細
https://www.instagram.com/studiokaeran/?igshid=122wxd2ruak9v