三井化学と丹青社、感性に着目した
新しいウインドウフィルムを共同開発

三井化学丹青社は、より豊かな空間体験を提案するために、協業の第1弾として感性に着目した新しいウインドウフィルム「ポジカ™フィルム」を共同開発したことを発表した。

この「ポジカ™フィルム」は、自然な見え方でありながらも色鮮やかに見せるポリエステルベースのウインドウフィルム。

▲ポジカ™フィルムによる視覚効果(イメージ写真)

三井化学がメガネレンズ材料分野においてより良い視界を実現するために開発した「くっきり™色素」技術を使用しており、このフィルムを窓やショーケースなどに貼ることで、これまでよりも景色や展示物が鮮やかに感じられるようになるという。

たとえば、青空や海、緑の木々や赤い花などの色が濃く、鮮やかに感じられたり、青空に浮かんだ雲の白さがより白く感じられたりするそうだ。

▲太陽光の分光分布とポジカ™フィルムのカット領域

▲ポジカ™フィルム越しの色見えの変化イメージ
〇:フィルム無しでの色の見えの例  □:フィルム越しの色の見えの例

ブランド名には、「ポジカ™フィルム」を通して世界を眺めることで、人々がより明るくポジティブになってほしいとの思いを込めている。

今後は、景観や体験を重視するホテルやレストランといった商業施設、博物館などの展示施設、スポーツ観戦施設や水族館といったアミューズメント施設、オフィス空間など、幅広い分野の空間へ展開を想定している。End