「FORM ―132 5. ISSEY MIYAKEの造形」開催中
造形美を捉えた写真とユニークな映像を展示

三宅一生がReality Lab.(リアリティ・ラボ)チームとともに2007年から取り組みを開始し、2010年よりブランドとしてスタートした「132 5. ISSEY MIYAKE」。

ブランド名は、一枚の布(1次元)から立体造形(3次元)が生まれ、折りたたむと平面(2次元)になり、身にまとうことで時間や次元を超えた存在(5次元)になるようにとの思いが込められている。

コンピュータサイエンティストと協働したさまざまな3次元造形を折りたたみ、プレスし、切り込み線の位置を変えることで、シャツ、スカート、ワンピース、パンツなどの新たな製法による衣服を生み出してきた。基本素材には改良を重ねて開発した再生生地を採用、現代のものづくりへのメッセージを込めている。

©ISSEY MIYAKE INC.

こうした同ブランドのものづくりを写真と映像で紹介する展示「FORM ―132 5. ISSEY MIYAKEの造形」が、2021年6月27日(日)まで京都市中京区のISSEY MIYAKE KYOTO KURAにて開催中だ。

©ISSEY MIYAKE INC.

造形の美しさを操上和美が撮影し、平面が立体へと変化するリズミカルな映像を、ドローイングアンドマニュアルが制作している。

©ISSEY MIYAKE INC.

▲着る人:大橋主我 ©ISSEY MIYAKE INC.

また、10年を節目にブランドロゴを一新し、着こなしやすくケアしやすく進化しつづけている「132 5. ISSEY MIYAKE」。同展では、環境と資源に配慮した素材や構築的な造形が魅力の「132 5.」に触れることができる。End

展示「FORM ―132 5. ISSEY MIYAKEの造形」

会期
2021年5月14日(金)~6月27日(日)
会場
ISSEY MIYAKE KYOTO KURA
詳細
https://www.isseymiyake.com/ja/news/7694