東京の木材を藍染したプロダクトを展示
「Life is Ao. − 東京でつくる意味 −」

▲© NOJYO

東京産の無垢の木材を藍染した家具や小物を展開する「Ao.」は、オリジナルのデザインプロダクトとともに制作過程の素材やサンプルを展示するPop-up Exhibition「Life is Ao. − 東京でつくる意味 −」を、2021年7月15日(木)から7月21日(水)まで東京・神田のオルタナティブスペース「手と花」で開催する。

同展では、様々な物事が変わりゆくいま、プロダクトの素材や製法だけでなく、東京での生き方や働き方もサスティナブルであることを実践しているAo. のあり方を、藍染め家具職人のアトリエをイメージした展示空間の中で体験することができる。

▲© Ao.

▲© NOJYO

間伐材をはじめ、街路樹や私有地で特殊伐採された木材などの多くは、粉砕され木チップに加工されるか、伐採後すぐに廃棄される。このような理由で市場に出回りにくい良質な木材を積極的に活用し、新たな木材の市場価値を生み出すのがAo.の製造モデルだ。

▲© Ao.

使用される木材は、東京都多摩地区で伐採、東京都あきる野市で製材・機械乾燥され、東京都大田区にある工房にて、職人の手作業により加工され染色されている。

▲© Ao.

今回は、「藍錠(あいじょう)」と呼ばれる藍の発酵・沈殿してできた液化染料を木材に直接塗布。また、藍染後に色移りなどを防ぐコーティング塗装により、家具へ実用化することが可能となり、土着的な雰囲気を纏った家具デザインに仕上がっている。End

Life is Ao.-東京でつくる意味-

会期
2021年7月15日(木)~7月21日(水)
14:00~20:00(LO19:00)
※7月15日(木)は16:00からオープニング
※社会情勢により営業時間が変更になる場合あり
会場
手と花|TETOKA
詳細
http://tetoka.jp/archives/7904