伝統技術を現代の生活になじませる
組子細工インテリアブランド「J LIFE gifts」

▲エントランス扉一面に広がる組子細工は麻の葉と重ねリンドウの組み分けである

飛鳥時代から続く伝統技術「組子細工」のインテリアを販売・製造するJ LIFE giftsは、ショールームを京都・西陣にて2021年6月22日(火)にオープンした。

J LIFE gifts は、「未来に生きる和のかたち」をテーマに、アロマウッドやウォールデコ、ランプシェードなど、組子細工を和の雰囲気だけでなく洋室にも合わせられるように商品開発を行っている。

直線的な幾何学模様によりモダンな印象を与える「伝統模様」と、ナチュラルな木質感があり、白やグレーなどの洋室の壁にも馴染みやすい「白木」の2つの要素を商品づくりの軸とすることで、組子細工らしさを損なわず、洋室で使用しても違和感のない商品を生み出している。

今回オープンしたショールームでは、壁紙はグレー、棚はウォールナット、床はモルタルにし、和から外れた内装を採用。エントランスにはショールームの目印として、扉一面の存在感のある組子細工を設置した。

▲ウォールデコシリーズは北欧雑貨のファブリックパネルがモデル

また、客との距離が近い3坪の店内では、気軽にコミュニケーションが生まれるそうで、伝統技術への敷居を感じられない「日本一フレンドリーな組子屋さん」を目指すとしている。End