ケア衣料ブランド「carewill」
傷病に合わせた3型のアイテムをローンチ

ケア衣料ブランド「carewill®︎(ケアウィル)」は、2021年8月末にブランドサイトをローンチすることを発表した。

2019年に創業した同社は、介護、リハビリ、入院のライフスタイルの革新を目指す企業。入院や介護の日々において「自ら着たい・選びたい・着て人と会いたい」というユーザーの意思を尊重し、「服の不自由」を感じているすべての人に寄り添ったケア衣料開発事業などを展開している。

ブランドサイトのローンチと同時に行われるクラウドファンディングでは、「アームストラップシャツ」「アームスリングケープ」「カスタムTシャツ」の3型のケア衣料の新製品を発売する。

アームストラップシャツは、アームストラップ(腕や手を固定するために用いるバンド)とシャツが一体化したもの。主に急性期・回復期(前期)にある片麻痺、肩脱臼、重度の肩痛、腕・肘・手首・鎖骨の骨折を患う人が、腕を固定しながら外出をしたり、リハビリに取り組むことができるそうで、肘と手首の高さを変え、ホールド感を自身で調整することもできる。

▲アームストラップシャツ

三角巾(アームスリング)とケープが一体化したアームスリングケープは、四十肩・五十肩、腕・肘・手首・鎖骨の骨折や、主に回復期(後期)・生活期にある片麻痺、肩脱臼、重度の肩痛を患う人が、内袋に腕をゆだねながら日常生活を送ることができるもので、秋冬や夏の冷房下に肩回りを保温してくれるという。内袋を使わなければ、傷病回復後に着ることも可能だ。

▲アームスリングケープ

カスタムTシャツは、「服の不自由」に合わせてカスタマイズできるTシャツで、多くの傷病とシーンを対象にしたオールマイティな日常着。オープン箇所(左右・上下)、サイズ、色、ポケットなどが自由に選べ、下からも着ることもできる。また、更衣介助が必要な場合は、家族介護者、介護士、看護師、ヘルパーがストレスなく着せることもできるそうだ。End

▲カスタムTシャツ