NEWS | プロダクト
2021.08.30 15:20
おうち時間が増えるなか、私たちの周りで配送トラックが行き来するのを以前より見かけるようになったのではないだろうか。そして、こうした状況によるCO2の排出量の増加を気にする人もいるだろう。
そこでドイツのスタートアップ Droid Driveが開発した都市型配送ソリューション「Trailerduck」は、都会やビジネス向けのラストワンマイルの配送を実現する、小型電気トレーラーである。
車体は幅1mと小さく、道路だけでなく自転車専用道路や歩行者専用道路も走行できるそうで、最大積載量は300kg。
従来のカーゴバイクと違って電気駆動装置が搭載されており、e-バイクなどで牽引しても、自転車や運転手に負担をかけることなく、自転車の動きに合わせて電動で追尾してくれるのだ。
また、同社ではスマートな小型電気自動運転車システム「Ducktrain」というものも手がけている。こちらは最大5台まで隊列を組むことができ、これにより、従来の配送トラックの同程度の荷物を運ぶことができるという。
100%電動でゼロエミッションと環境に優しく、なおかつ高度なセンサーとAIにより衝突を回避して、周囲の安全も確保できるとしている。