新しいトークイベントのカタチを提案する
PARTYのイマーシブトークシステム「Mingle PARTY」

クリエイティブ集団 PARTYは、ソーシャルディスタンス時代の新しいトークイベントのカタチを目指す、イマーシブトークシステム「Mingle PARTY」を開発・構築した。

同システムは、オンライン視聴をさらに拡張して、より没入感のある体験ができるようにするもの。背景映像と会場設備との同期連携によって緻密な演出を施す「CG背景同期制御」を用いて、これまでの視聴体験をアップデートするという。

今回の初披露では、最先端の撮影設備が整うCyberHuman Productionsの撮影・編集スタジオ「カムロ坂スタジオ」にて、巨大LEDウォールとLED照明技術を備える「LED STUDIO™」によるバックグラウンド環境に、CG映像とLEDライティング技術を組み合わせて、高精細なCG背景空間を創り出した。

▲LEDウォールのCG映像と空間照明のライティングを連動したトークシーン

さらに、WHILLによる研究開発用パーソナルモビリティ「WHILL Model CR」の自動制御を、LEDウォールのCG映像と空間照明のライティングを連動させることで、バーチャル空間のなかに実物の人が入り込んだようなデジタルと現実がミックスした演出が実現する。

▲トーク内容に合わせて椅子と背景を動かす

▲座る位置を入れ替えるために、椅子と背景を360度回転させる

たとえば、「月面でのトークを表現したキーノート」や「100年後の地球環境をテーマとしたイベント」、「アーティスト作品の中の入り込んだようなライブセッション」など、細部への演出にこだわったイベントやセッションが可能だそうだ。

▲背景のCGと連動してWHILLの動きを自動制御

そして、シーンごとにパーソナルモビリティの動きと背景が連動して切り替えることで、スタジオにいながらリアルな空間を移動しているような演出ができるとしている。End