▲満田 晴穂　自在大蟻行列　< 円環>
循環
素材：銅、真鍮、青銅　
Size：W2.0×Ｄ4.0×H2.0 ㎝

京都府京都市の古美術鐘ヶ江とクロステック・マネジメントは、工芸の次のすがたを実現させる運動「KOGEI Next」として初の展示会を、2021年11月5日（金）・6日（土）に東京・六本木ヒルズ「Hills Cafe / Space」にて開催する。

KOGEI Nextでは、金属という工芸素材を見直すため、廃棄されるPCや携帯電話などから採集・精製した希少金属を使ったアート制作を行う、「都市鉱山」と呼ばれるプロジェクトをスタートする。

▲本郷 真也　visible01
―境界―
素材：鉄、銀　
Size：W100×D70×H170 ㎝
Digital work： Dentsu craft Tokyo

▲つのだ ゆき　“ネッタイシマカ”
超絶技巧×AR 表現
素材：ガラス
Size：W2.8×D3.2×H1.5cm　

金をはじめ、さまざまな金属を都市鉱山から再資源化し、アーティストが使用できる素材にすることを計画。優れた技術をもつ作家を中心に、現代ならではのテクノロジーと概念をかけ合わせて美術の確かな進化を探究するそうで、社会・消費者・作家が循環を体験する新時代の制作を模索するという。

▲鈴木 祥太　都市の養分
カタバミの花一輪分の金
素材：１８金( 都市鉱山由来)、洋白、銀、銅、金粉、緑青
Size：W32×D25×H3.8cm

▲織田 隼生　幾何学花紋偽花
超絶技巧× 現代素材ステンレス
素材：ステンレススチール　
Size：W50×D50×H19cm

また、DESIGNART TOKYO 2021の開催にあわせて、都市鉱山の金を使用した作品を、六本木ヒルズ「g KEYAKIZAKA」にて先行で11月4日（木）まで展示している。