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2021.11.01 16:59
中国・深圳を拠点にするKandao Technologyから、ハイエンド12K 360°3D VRカメラ「Kandao Obsidian Pro」が発売されている。
同製品は、8つの2400万画素のAPS-Cセンサーを備えた世界初のシネマティック3D VRカメラ。より多くのピクセルやより大きなピクセル、より高い感度を備え、緻密なディテールの再現力や暗闇でも優れたパフォーマンスを発揮する。
14ストップのダイナミックレンジと、ISO感度は12,800の値をカバーしており、ハイライトからシャドウまで明暗差が激しくても、階調豊かな画像が得られるという。
電子制御方式による調整可能なF値を搭載しており、最大の絞りはF2.8。F2.8~F16まで16段で絞りを自由に選べ、被写界深度を正確に制御してくれる。また、電子フォーカス制御を搭載しているので、「近距離」と「通常」の2つの焦点距離を選ぶことができ、大口径でのさまざまな距離の撮影ニーズにも応えることができる。
さらに、8つのレンズを搭載。各レンズの水平方向の視野は135°、垂直方向の視野は195°で、最大12Kのパノラマの超高解像度により、パノラマ画像をより魅力的に仕上げてくれる。
そのほか、クリエイターが撮影中にパラメータをリアルタイムで調整できるように、本体に高精細タッチスクリーンを搭載。Wi-Fi経由でアプリを接続すれば、FHD映像のリアルタイムプレビューが可能だ。多彩なオーディオ接続にも対応しており、8つの全方向性マイクが内蔵され、360°の全方向性の音を拾うことができる。