研究環境の構築を手がけるオリエンタル技研工業は2021年11月、研究者に新たな価値を提案する体験型ショールーム「Sciencing Style OSAKA」を大阪府大阪市中央区淀屋橋にオープンした。

研究者の五感を刺激して、そのひらめきの「きっかけ」を生み出すための場所で、実験に必要な設備機器やラボデザインを展示するほか、カフェの併設やアートの展示などを行い、同社が幅広い分野で考える「サイエンシング・スタイル」を発信していく複合施設となる。

さらに、豊富な経験と技術をもつスタッフがおり、リラックスしながら気軽に相談ができるスペースを完備。実機での説明も交えながら、課題に対する最適なソリューションを提案してくれるという。

さらに、同社が開発した研究環境特化型の3Dシミュレーター「Sciencing Style Planner」を導入。簡単な操作で研究室を作成し、研究設備を自由にコーディネートすることで、導入後のイメージを具体的に体験することができる。

また、研究環境に関する最新動向のセミナーなど、多岐に渡るテーマのイベントを開催。さまざまな分野のプロフェッショナルたちとアイデアを交差させることで、イノベーションの源を生み出す情報発信も行うとしている。