中川政七商店×Takramが共同で
ハンカチ専門ブランド「motta」を設立

中川政七商店は、2013年にスタートした同社のハンカチ専門ブランド「motta(モッタ)」をリブランディングし、新商品として「ハンカチ専用の香水」や「畳みかたでデザインが変化するハンカチ」を、「ハンカチの日」である2021年11月3日(水・祝)より発売している。

新mottaが目指したのはハンカチの価値のアップデート。「ハンカチパフューム」は、スパイスのように気分をプラスする、新たな体験を提供するハンカチ専用の香水である。生地にひと吹きすることで、使うたびにささやかに香り、気分の切り替えやリラックスできるひとときへと導いてくれるという。

さらに、使う度に見た目も気分も変化する、畳みかたで変化するハンカチ3種を展開。「motta 049」は、ハンカチの畳みかたによって色が変化するコンセプチュアルな商品で、夜明けのさわやかな青から昼間の黄色、夕方のオレンジ、夜の群青へと、時間の経過を色彩で表現している。

また、mottaオンラインショップでは、世界にひとつだけの贈りものへとカスタマイズできるサービスを用意。フォントや色を選べるイニシャル刺繍をはじめ、2022年1月よりモチーフ刺繍、2022年3月より特別なメッセージやイラストを添えられるプリントを展開するそうだ。

ブランドデビューから約8年が経つなか、ブランドを取り巻く環境は変化し、生活者の購買には「商品の機能」だけでなく、ブランドを通して得られる価値観が一層求められているという。

そこでmottaでは、ビジョンのレベルからブランドを再考。2021年10月1日より始動したビジョナリーブランディングチーム「PARADE」のパイロット事例として、デザイン・イノベーション・ファーム Takramとタッグを組んでリブランディングを実施した。ビジョンを言語化し、ロゴ、パッケージの刷新、コンセプチュアルな新商品・Webサイトなどの開発を手がけた。End