NEWS | プロダクト
2021.12.02 16:00
オーストリアのインテリアブランド Bene(ベネ)から、英ロンドンのデザインオフィス Pearson Lloyd(ピアソン・ロイド)がデザインしたデスクアクセサリーのコレクション「bFRIENDS」が登場した。
ペン立てやトレイ、モバイルスタンドなどで構成される同コレクション。素材にはごみ処理場から出るコーンスターチ由来のバイオプラスチックであるPLA樹脂を100%リサイクルして使用し、3Dプリントによって直感的で人目を引く形状に仕上げている。
ピアソン・ロイドのデザインは、ユーザーエクスペリエンスと美しさを兼ね備えたもので、職場でも家庭でも使いやすい機能性を持つのが特徴。自宅のデスクをワークスペースに変えたり、あるいはオフィスのデスクに彩りを添えたりと、使い方はさまざまだ。
ラインナップはペン立てとトレイがそれぞれ2タイプあり、モバイルスタンドは1タイプのみ。3Dプリントで積層することで表面には細かい波状の模様ができ、手触り感を与えてくれる。
また、この層状の模様をくっきりとさせるために、ピアソン・ロイドはプリンタのノズルを大きめにしたという。これにより、製品の強度や耐久性が増し、より長く使えるものになったそうだ。
カラーバリエーションは、温かみのあるものからクールなものやニュートラルなものまで10色を用意。派手さやけばけばしさ、単調さが出ないように、オーガニックな曲線となじむ親しみやすくて手触り感があるカラーとした。
ピアソン・ロイドを率いるトム・ロイド(Tom Lloyd)は、「私たちが全面的に採用した3Dプリントの製造上の欠点は、まさにbFRIENDSの言語とアイデンティティになっています。1本の連続した線が各商品のシルエットを描くわけですが、これは3Dプリントの積層によるものです。カラーパレットは、合理的だが遊び心があるというコレクションの見た目を反映しており、モノトーンですが明るいアクセントをつけています」とコメントしている。