アーティスト・オオクボリュウ
インディーゲーム「God’s Hand」をリリース

アーティストのオオクボリュウは、インディーゲームスタジオ「CREATOR GOOSY(クリエイターグーシー)」を設立し、初のオリジナルゲーム「God’s Hand」をiOS/Androidでリリースした。

「God’s Hand」は、ストーリーやグラフィックを楽しみながらプレイできる、短編アニメーションのような作品。可愛らしい恐竜の描写とオリジナルのサウンドトラックとともに、ゲームプレイヤーは神様の目線で、恐竜を絶滅から守るべくストーリーを展開する。

宇宙から飛来する隕石をタップして壊す、卵をドラッグして回収するなど、直感的な動作で恐竜を守ることができれば目標達成となる。

スタジオのパートナーであるスギモトリョウスケとともに、約2年間をかけてアート作品としてのゲームを追求。Fox AcademyのRichie Woodsがサウンドトラックを担当した。

オオクボリュウは、「僕はこれまでずっとアニメーションを作ってきましたが、ミュージックビデオのような短編作品だけでなく、次の展開を考えていました。その中で、今まで自分にとって身近な『ゲーム』というジャンルにもしかしたらアニメーションで培ってきたことが生かせるのではないか、と考えたところから構想がスタートしています」とコメント。

また、「ゲームに限らず、表現(アート、アニメ、漫画、映画、その他のクリエイティブ)は、それを自由にコントロールできるという点で、その世界では作り手が神様であるといえます。ゲームについて考えた時に、そのポイントを意識的に描きたいと思いました。『他者をコントロール・選択する』ことについて考えてもらうために何か面白いテーマでそれを表現できないかと思い、「恐竜の絶滅」というテーマを選びました」と語っている。End