台湾に向けて京都・伏見の日本酒の
魅力を発信する酒器デザインプロジェクト

伏見酒造組合京阪ホールディングスは、クリエイティブユニット grafと協働し、台湾の人々に向けた京都・伏見の日本酒の認知向上を図るプロジェクトを2021年5月より推進している。

その一環として、台湾の若者に向けて「酒蔵のまち伏見」「日本酒」を広めるため、台湾実践大学のプロダクトデザイナー Sally Linが指導する学生チームが酒器をデザインした。

今回は、来日できない台湾チームの代わりに、京都芸術大学の学生有志とgrafが、伏見の歴史や地域性、酒造りに重要な水や周辺環境など、さまざまな角度からリサーチしたほか、伏見の各酒蔵へ酒造りの思いを直接取材やアンケート調査を実施。

伏見の酒蔵と台湾をオンラインで繋いだリサーチツアーなど、日本の学生との意見交換を行いながら、伏見や日本酒への理解を深めたという。

▲グランプリ:對影杯 Reflect/劉宇涵 Liu Yu

▲伏見酒造組合特別賞:補竹 Repair Bamboo Charcoal/陳昱晴 Chen、Yu-Ching

酒器の公開審査会を2021年12月に開催。グランプリには劉宇涵(Liu Yu)による「對影杯 Reflect」、伏見酒造組合特別賞には、陳昱晴(Chen Yu-Ching)による「補竹 Repair Bamboo Charcoal」が選ばれた。

なお、2022年1月19日(水)から2月27日(日)までは、京都・河原町のGOOD NATURE STATION 4F GALLARYにて、プロジェクトの成果発表展示を開催。台湾でも台北市の宏匯瑞光にて2022年1月19日(水)から1月26日(水)まで展示を行っている。End

海外に向けて伏見の日本酒の魅力を発信するための酒器デザインリサーチプロジェクト 成果発表展示会

会期
2022年1月19日(水)~2月27日(日)
10:00~19:00 入場無料
会場
GOOD NATURE STATION 4階 ホテルロビー GALLERY
詳細
https://goodnaturestation.com/topics/shop/topics-9771/