EVや電動バイクなどを利用するとき、気になるのは充電ステーションが見つかるかどうかだろう。台湾Gogoroのが展開するのは、電動スクーターなどのモビリティにスマートバッテリーを提供する、「Gogoro Network」と呼ばれる充電サービス網だ。

同社では、「GoStation」という充電ステーションを各地に配置。その場で新しいバッテリーに交換することができる。交換も短時間で簡単に済ませることができ、すぐにまた走り続けることができる。

GoStationはどこでも24時間利用可能。Gogoro Networkのアプリで最寄りのステーションを表示すれば、ルートも案内してくれる。サブスクリプションサービスで、決済もキャッシュレスで済ませることができるそうだ。

もちろん、このサービスを利用するには、Gogoroのバッテリーが使えるスクーターに乗らなければならない。同社自身でも電動スクーターを展開しているほか、2022年1月にはヤマハ発動機がGogoroバッテリー搭載型スクーターの第2弾「EMF」を発表。

2019年に発売された「EC-05」に続くもので、「これまでのEVとは異なる独自のスタイルや小径ホイールによる優れた加速性能によって、遊び心や楽しさを感じさせるモデル」だという。2022年3月に台湾で発売される予定だ。