未知なる未来を想像させる博物館
ドバイの「The Museum of the Future」

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでは、2022年2月に新しい博物館がオープンした。「The Museum of the Future(未来博物館)」と呼ばれることの施設は、新しい世界や暮らしの可能性に向かって2071年への旅へと誘い、訪れた人に未来を改めて考えてもらうことを目指している。

環状になったユニークな建物は、高度なテクノロジーと伝統的な芸術を駆使したもので、過去と未来をしっかりと結ぶことを意味しているという。また、ファサードのアラビア語は、ドバイの首長であるムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム氏の詩で、同地を拠点とするアーティスト Mattar Bin Lahejがデザインしたそうだ。

ドバイには地平線を一望する高層タワーがいたるところに建っているが、Killa Designが設計した未来的な外観の同館は、これらと一線を画す建築で、その形状は人類を象徴している。建物の下にある緑の丘は地球を表し、穴が開いた部分は未知なる未来を表している。

デザイナーやアーティスト、映画監督たちが手がけた館内に入ると、さまざまな展示や没入型の劇場、テーマ別のアトラクションなどを楽しむことができる。子どもたちが遊び、学習できるスペースもあるようだ。

また、こうした空間は没入型だけでなく拡張性のあるもので、訪れた人は世界や未来、そして自分自身のために、これから可能になると思うものを膨らませることができる。

私たちが想像する未来は希望に満ちたものだろう。しかし、さまざまな危険が今あることもまた偽らざる事実だ。そこで同館では、展覧会や出版活動、上映会や公開イベントを通じて、現在の問題がより良い世界になるための糧となることを示したいとしている。End