▲銀座エリア：銀座松屋

東京都内5つのエリア（日本橋、丸の内、銀座、渋谷、原宿）を舞台に、同エリアを代表する企業や団体とともに日本のクリエイティブ力を発信するイベント「東京クリエイティブサロン 2022」が2022年3月15日（火）から3月31日（木）まで開催される。

同イベントが目指すのはイタリアのミラノサローネで、家具の見本市として誕生し、近年は同市内で自主的に⾏われるファッションやアートなど幅広い展示も行われている。そこで、東京クリエイティブサロンでは、ファッションを中心とした展示からスタートし、アートや建築、音楽や食文化に至るまでのクリエイティブな活動へと幅広く展開するという。

今回はそれぞれの個性を放つ各エリアがテーマを設定。日本橋エリアのテーマは「RE: VIEW」で、アーティストの新たな視点から日本橋を再考察・再定義し、新しい日本橋を描くアートプロジェクトや、「素材を体験する」をコンセプトに素材から新しいライフスタイルをデザインする。

▲銀座エリア：三越銀座

▲銀座エリア：和光

丸の内エリアのテーマは「RE: DESIGN」で、全国27校の服飾専門学校が参加するファッションショープロジェクト「Future Designers COLLECTION」などを実施。銀座エリアのテーマは「RE: LOOK」で、思わずもう一度見てしまうフォトジェニックな鏡を使ったインスタレーションが出現するそうだ。

▲銀座エリア：東急プラザ銀座

▲銀座エリア：GINZASIX

渋谷エリアのテーマは「RE: RELATION」。渋谷ファッションウイークを開催し、ファッションをキーワードに渋谷のプラットフォームとしてサステナブルな進化を目指す。また、原宿エリアは「RE: MIND」をテーマに、ファッションショーやインスタレーション、受注会、映像配信、エリア内の小売店舗との連携を行い、環境配慮施策を実施予するとしている。

▲銀座エリア：銀座ベルビア館

また、各エリアには「A_BOX」と呼ばれる箱のような建物を設置。地域の企業や団体が街の魅力を再定義して表現するインスタレーションを披露。そのほか、古着を回収・再生産する「BRING」と協業し、ファッション産業における大量廃棄の問題に対して、エリア内にポリエステルの古着の回収ボックスを設ける予定だ。

▲A_BOX Ginza @ ラルフ ローレン 銀座　展示期間： 3月18日（金）～3月27日（日）