美術館のような空間一体型の蒸留所
「越後薬草蒸留所」が新潟にオープン

越後薬草は、同社が展開する「YASO」の世界観をアートとして五感で味わうことをコンセプトにした、美術館のような蒸留所「越後薬草蒸留所」を新潟県上越市にある本社敷地内に2022年8月下旬ごろ開業する。

「YASO」は、健康をテーマに野草酵素の研究を40年以上重ねてきた同社が手がけるスピリッツとジンのブランド。ベースとなるのは野草を中心とした80種類の原料で、「80(やそ)」と「野草」の響きから「YASO」と名付けたという。

オープンする蒸留所は、蒸留風景や現代アート、さらにはレストランバーが楽しめる施設。1階はファクトリーフロアで、実際に蒸留している様子や蒸留時の「YASO」の香りを体感できる見学可能なフロアとなる。2階はオープンスペースの開放型アートギャラリーフロアで、植物や発酵をテーマにしたアート作品を期間限定で展示するという。

また、3階はレストランバーとして、「YASO」と地元食材を活かした料理を提供。新潟県初のディスティラリーレストランで、全面ガラス張りを採用して360°パノラマの上越市の風景も楽しめる空間一体型の蒸留所になるそうだ。

同社は、蒸留とアートを融合した「越後薬草蒸留所」でしか生まれない感性を楽しんでほしいとしている。End