エレベーターの完成イメージをWebで作成できる
日立の「3D Design Simulator」

日立ビルシステムはこのほど、日立製作所とともに開発した、エレベーターの完成イメージをWeb上で容易に作成・確認できる「3D Design Simulator(3次元デザインシミュレーター)」を公開した。

このシミュレーターは、最新の標準型エレベーター「アーバンエース HF」の乗りかご内や乗り場の仕様を一覧から選択し、実機を細部まで再現した3DCGで完成イメージを確認できるツールである。

▲「3D Design Simulator」の画面イメージ

エレベーターの天井・壁・床の色・素材や、操作盤をはじめとする部品をワンクリックで自由に組み替えて完成イメージを作成し、拡大・回転させることができる。専用のデザインソフトなどは不要で、一般的なPCからWeb上で操作が可能だ。

対象となる標準型エレベーター「アーバンエース HF」は、日立昇降機製品・サービスの開発コンセプトである「HUMAN FRIENDLY(HF)」に基づく意匠デザインを特徴としている。

今回はシンプルな内装の「CLEAN」と、木目柄とシルバー色の組み合わせた「CLASSIC」の2系統の推奨デザインを用意。これらをベースに、スムーズな手順でさまざまな観点のデザイン検証が可能となっている。End