「JINS Design Project」第6弾
パトリシア・ウルキオラとコラボが実現

▲SQUARE LAYERS

JINSは、「JINS Design Project(ジンズ デザインプロジェクト)」第6弾として、伊ミラノを拠点にするデザイナー パトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)とコラボレーションしたメガネ「HILO JINS×Patricia Urquiola」を発売した。

2017年よりスタートした「JINS Design Project」は、「メガネを本質からデザインする」をコンセプトに、世界的なデザイナー達との対話を通じて、これからの時代に価値あるメガネを提案している。

ウルキオラは、建築家・デザイナーであり、伊カッシーナのアートディレクターとしても活動するほか、世界的な企業のプロジェクトも手がけるデザイナーである。デザインは「LAYERS(レイヤーズ)」と「FLUID(フルイド)」の2タイプを用意。それぞれにラウンドとスクエアの2型があり、各3色をラインアップする。

▲ROUND FLUID

「LAYERS」は、「アッセンブル」をキーワードとして、積み重ねる、つなぎあわせるという考えでデザイン。フロント、ブリッジ、ヨロイ、テンプルなど、メガネを構成する各部分のパーツを重ねて、ニュアンスカラーの層を実現した。

また、「FLUID」は、テンプルからリムに至るまで一本の線でつながったデザイン。なめらかな一筆書きのような線が、テンプルへとぐるりと回転してつながり、顔になじんで洗練された姿を演出してくれる。

▲SQUARE FLUID

今回、同氏が一貫してこだわったのは「サステナブル」。そこから生まれたコンセプトは、スペイン語で「糸」を意味する「HILO」(ヒロ、スペイン語で「イロ」)である。一本の糸、連なる線、ある流れによってつなげられていくもの、未来に向けた意識や行動が行われていることを象徴しており、その思想は素材やデザインに表現されているという。

▲パトリシア・ウルキオラ

素材は、1年以上にわたる実用化検証を経て、非可食の作物であるヒマ(トウゴマ)種子から得られるひまし油を含んだ、アルケマ社の「Rilsan® Clear G850 Rnew®」を採用。同氏らしい発色の美しさと耐久性・柔軟性を兼ね備えている。End