「コクヨデザインアワード2023」が開催
「embrace」をテーマに作品を募集

コクヨは、これからのプロダクトのあり方を、次世代を担うデザイナーとともに考えるプロダクトデザインの国際コンペティション「コクヨデザインアワード2023」の開催を決定した。作品募集はすでに開始しており、2022年10月11日(火)が応募締切となっている。

今回のテーマは「embrace」。日本語では「包摂」や「抱擁」と訳される言葉だが、相互の違いや社会が直面する課題を受け入れ、肯定することにより、人々を明るく前向きにするプロダクトデザインの提案を求めている。

募集対象は、働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる文具・家具・道具全般。審査の重点ポイントは、「社会の課題に対する解決の提案が含まれること」「人を前向きにする要素が含まれていること」「アイデアのユニークさ」「プロダクトデザインの実現性」「商品化の可能性」をあげている。

審査員は、昨年から引き続き、川村真司(Whatever チーフクリエイティブオフィサ)、田根剛(建築家)、柳原照弘(TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO/デザイナー)、吉泉聡(TAKT PROJECT代表)、そして新たに田村奈穂(デザイナー)が担当する。

また、今回はコクヨデザインアワード20周年を記念して、全応募者から学生応募者のみを対象とする「ヨコク賞(20周年特別賞)」を開催。コクヨのパーパス「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする。」にちなみ、提出されたプレゼンテーションシートから「ワクワクする未来を予感させる」提案として優れた作品最大20点を選定することにしている。End

コクヨデザインアワード2023

テーマ
embrace
募集対象
働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる文具・家具・道具全般
募集期間
2022年7月29日(金)~10月11日(火)
詳細
https://www.kokuyo.co.jp/award/