谷崎潤一郎「陰翳礼讃」をテクノロジーで
空間に表現する光と照明の展覧会が開催

東京・京橋のBAG-Brillia Art Gallery-では、展覧会「LIVE+LIGHT In praise of Shadows 『陰翳礼讃』 現代の光技術と」が2022年8月26日(金)から9月25日(日)まで開催される。

文豪 谷崎潤一郎が書いた名作エッセイ「陰翳礼讃」は、時代が変わっても普遍的で色褪せない作品であり、海外でも浸透し、各国で翻訳されている。

▲photo by Takashi Kurokawa, courtesy LUFTZUG

同展では、LEDが浸透し、技術がさらに進化した現代だからこそ、もう一度このエッセイが書かれた時代に立ち戻り、なおかつ現代のテクノロジーと同期する形で、光・照明について考察する。

▲photo by Takashi Kurokawa, courtesy LUFTZUG

「陰翳礼讃」から6つの文章を引用して、現代のLED技術を駆使し、日本の伝統素材や工芸品を演出することにより、さまざまな角度から光を視覚的に表現。

さらに、照明のブランディングを手がけるLIGHT & DISHESがセレクトした照明とオリジナル照明の販売、および照明関連メーカーとともに暮らしを豊かにする照明に関する情報を発信する。

▲【企画制作】谷田 宏江(株式会社LIGHT & DISHES 代表取締役)
photo by Maki Hayashida

▲【演出ディレクション】遠藤 豊(有限会社ルフトツーク代表)
photo by Takashi Kurokawa, courtesy LUFTZUG

また、9月23日(金・祝)には、関連トークイベントとして、同展を企画制作する谷田宏江(LIGHT & DISHES 代表)と演出ディレクションを手がける遠藤豊(ルフトツーク代表)が、宮前義之(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE デザイナー)をゲストに招き、トークディスカッションをオンライン配信にて行う予定だ。End

展覧会「LIVE+LIGHT In praise of Shadows 『陰翳礼讃』 現代の光技術と」

会期
2022年8月26日(金)~9月25日(日)
開館時間
11:00~19:00(定休日:月曜)
※祝日の9月19日(月)は営業(翌日振替休)
会場
BAG-Brillia Art Gallery-
(東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル)
詳細
https://lightanddishes.com/news/article/426