東京の都市空間を舞台にした屋外型国際写真祭
「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2022」開催

屋外型国際フォトフェスティバル「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2022」が、2022年10月1日(土)から10月30日(日)まで開催される。東京駅東側エリアを1つの「展示会場」として行う、世界的にも珍しい都市空間で行われるフォトフェスティバルである。

同フェスティバルでは、世界的に高い評価を受ける写真家の作品を展示。今回は「Bridging Differences~異なるものをつないでみる~」をテーマとし、多様性や寛容性が重要視される時代に、京橋、日本橋、常盤橋と「橋」がつくエリアで「異なるものをつないでみる」、2つの展示企画を展開する。

▲2021年度の開催風景

多くの人が膨大な写真を「撮影/投稿する側」となり、「写真」を読み解く力はこれまでになく高まっているはずだが、私たちの生活の一部に完全に入り込んだ「写真」は一体なにを映しうるのか?企画展「The Everyday -魚が水について学ぶ方法-」は、スマートフォンが広く普及したいま、写真について考える展示である。

▲2021年度の開催風景

また、企画展「TOKYO DIALOGUE 2022」は、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOが、東京・京橋に120年余り本社を構える戸田建設と共同で、2022~2024年の3年間にかけて実施するプロジェクト。毎年写真家と書き手がペアとなり、京橋を舞台に「写真」と「言葉」を用いた対話を通して、都市の姿を描き出す作品を制作する。

▲2021年度の開催風景

さらに、屋内展示として、特別展 「森山大道《TOKYO NIGHT CRUISE》」が東京ミッドタウン八重洲 B1にて開催。森山が撮影した、車窓から見た東京の夜景をスライドプロジェクション形式で上映する。

▲特別展「森山大道 《TOKYO NIGHT CRUISE》」

そのほか、「プロジェクションナイト」では、シティラボ東京(東京スクエアガーデン 6階)にて、2022年10月8日(土)から10月10日(月・祝)までの三夜にわたり、異なるキュレーターがセレクトした写真家が登壇し、スライドショーを上映するプロジェクションイベントが開催される。End

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2022

会期
2022年10月1日(土)~10月30日(日)
入場
無料
会場
東京駅東側エリア(日本橋・八重洲・京橋)全13会場
詳細
https://t3photo.tokyo/