図書館を研究・発信し、共創を推進する
「超図書館総合研究所」が設立

日本出版販売の子会社「ひらく」は、図書館総合研究所との共創事業として、図書館の研究・発信を行う施設「超図書館総合研究所」(超研)を2022年11月30日(水)に設立する。

約50坪のオフィスフロアを改装した「超研」は、ラボ・スタジオ・オフィスの3つの機能を備えた、図書館について議論するための設備をもつ施設である。全体に大きく広がるビッグテーブルがあり、テーブルを囲みながら、所属や勤務先の垣根を越えた共創を推進する空間になるという。

ラボはトークイベントや交流会を実施するスペースで、壁面は本棚で囲まれており、現在はひらくと図書館総研による「わたしを形作った本たち」をテーマに選書した本が並んでいる。

スタジオは、ラボで実施するトークや講演を録音・編集・配信できるスタジオ機能。今後は定期的に配信コンテンツを提供していく。

オフィスはフリーアドレスで執務が可能なスペース。3Dプリンターやレーザー加工機も設置し、昨今図書館で求められているモノづくり要素も体験することができるそうだ。

「超研」を象徴するビジュアルは、アーティスト・木下ようすけが担当。これからの図書館や本の多様な可能性を探る作品で、原画は超研に常設展示される。また、11月30日まで開催中の「図書館総合展」ONLINE plusのページにて、同日10時より館内ツアーや特別対談の動画を配信する予定だ。End