2023年4月に開校する5年制の私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、同校で正規カリキュラム内の授業を担当する民間企業「プログラムパートナー」を公開した。

徳島県神山町にある同校は、テクノロジーやデザイン、起業家精神を中心とした学習を通して、社会を切り拓く「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指す。

一般科目・専門科目を担当する21名の教職員が実践的なカリキュラムを提供。毎週行われる「Wednesday Night」では現役の起業家などが２名1組で日常社会で活用できる「学び」について話される。

今回は5社をプログラムパートナーに決定し、それぞれが事業特性を活かした実践的なプログラムを用意することになる。

例えば、FFRIセキュリティはセキュリティ領域の知見を活かして、5年生前期に「コンピュータセキリュティ」の授業を担当。コクヨは、ものづくりに長年向き合ってきた観点から、4年生後期に授業「循環型プロダクトワークショップ」を行う。ソニーグループも4年生後期に「プロダクトデザイン」の授業を実施する予定。