プロダクトデザイナー 阿部憲嗣が手がける
極薄を実現した酒器ブランド「HAKUSAKU」

プロダクトデザイナーの阿部憲嗣と愛知・名古屋で航空宇宙機器を製造する熱田起業が、新しい日本酒体験を提供するブランド「HAKUSAKU」をローンチ。2023年1月25日(水)にシリーズ第1弾となる酒器3アイテムを発表し、Makuake先行販売を開始している。

「TAKI」

「NAMI」

「AME」

今回発表されたのは、流れ落ちる滝をイメージして、交差する美しい切子模様を施した「TAKI」、波のうねりをイメージした美しい曲線をもつ「NAMI」、空から降り注ぐ雨のような直線基調の「AME」の3つの酒器だ。

素材には、金属切削加工や航空機部品で用いられる「超ジュラルミン」を使用。これを「0.6mm」の薄さにまで精密に削り出し、日本酒を味わうときに器の存在を忘れてしまうほど軽い飲み口を実現した。

超ジュラルミンはほかの金属に比べて熱伝導率が高いため、細部まで酒の冷気が伝わり、シャープで澄みわたるような飲み心地を体験できる。

表面に施された緻密で美しい切削模様は、切子細工にインスパイアされたもの。ひとつひとつ丁寧に削り出された凹凸によって指の触れる面積を減らし、体温が酒に伝わらず、冷酒がいつまでも適温に保たれるつくりになっている。End

阿部憲嗣