デジタル数字をモチーフに
A-POC ABLE ISSEY MIYAKEの「TYPE-II Tatsuo Miyajima project」
から新シリーズが登場

▲©︎ ISSEY MIYAKE INC. /Photography by Tamaki Yoshida

2022年にスタートしたA-POC ABLE ISSEY MIYAKEと現代美術家の宮島達男によるプロジェクト「TYPE-II Tatsuo Miyajima project」から、新シリーズ「TYPE-II-003」と「TYPE-II-004」が公開された。

宮島の作品は、「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という3つのコンセプトのもとに、0~9のデジタル数字によって時間や生命を表している。

今回のプロジェクトでは、宮島のLED作品からインスピレーションを受けて、デジタル数字をモチーフにした衣服を提案。

▲©︎ ISSEY MIYAKE INC. /Photography by Tamaki Yoshida

▲©︎ ISSEY MIYAKE INC. /Photography by Tamaki Yoshida

▲©︎ ISSEY MIYAKE INC. /Photography by Tamaki Yoshida

デジタル数字の柄は、服のパーツに合わせて1枚ごとに設計し、京都の職人による高度な手捺染(てなっせん)技術を使って再構築される。さらに、異素材を張り合わせたボンディング素材にスクリーン版を重ね刷りして、独自の加工を施すことで凹凸状の柄を生み出し、そこに鮮やかな色をのせている。

▲©︎ ISSEY MIYAKE INC. /Photography by Keiji Okubo

▲©︎ ISSEY MIYAKE INC. /Photography by Keiji Okubo

ピンク系、イエロー系、ブルー系の単色3種の「TYPE-II-003」を展開。「TYPE-II-004」は6色のマルチカラーになっており、どちらもタグにはエディションナンバーが織り込まれる。

▲©︎ ISSEY MIYAKE INC. /Photography by Keiji Okubo

▲©︎ ISSEY MIYAKE INC. /Photography by Keiji Okubo

また、同ブランドは、2023年3月9日(木)から6月4日(日)まで京都市京セラ美術館で開催される展覧会「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」に参加する。End

跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー

会期
2023年3月9日(木)~6月4日(日)
時間
10:00~18:00(最終入場は17:30まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は開館)
会場
京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
詳細
https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20230309-20230604