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東京・南青山にあるスパイラルでは、アートフェア「Five Galleries Art Fair in Spiral」が2023年6月11日（日）まで開催中。

このアートフェアには「EUKARYOTE（東京・神宮前）」「PARCEL（東京・馬喰町）」「rin art association（群馬県高崎市）」「104GALERIE（東京・青葉台）」小山登美夫ギャラリー（東京・六本木）」といった、世代やスタンスの異なる5つのギャラリーが出展している。

ギャラリーごとにブースを設置し、それぞれのギャラリーを代表する個性豊かなアーティストの作品を集めた本展。吹き抜け空間には立体作品を展示するほか、小作品を紹介するコーナーを設けるなど観る楽しみと購入する機会を提供する。

出展ギャラリーは、毎回異なるセレクターが選抜していく。今回は日本の現代アートシーンを長年リードしてきた、小山登美夫ギャラリーの代表・小山登美夫が務めた。

同氏は「場所、資本、思考、趣味趣向、プレゼンの仕方と芸術の世界はいつもさまざまな状況（これはアーティストと作品のことですが）が先に立ち、何かをつくりあげてきました。また、日本にはサブカルチャーにも現れているように、マーケットだけに囚われない資本の動きがあるようにも思います。その日本の文化の特徴がどう着地するのか、それは誰にもわかりません。力技でできるのか、自然と淘汰されていくのか、そこのところを楽しんでいただけたら面白いと思っています」とのコメントを寄せている。