建材サンプルマーケットプレイス「Material Bank® Japan」が
デザイナーの先行予約受付を開始

世界最大の建材サンプルマーケットプレイスの日本版サービス「Material Bank® Japan」が2023年秋頃に正式公開となる。これに先立ちユーザー先行予約の受付を開始した。

空間設計では壁から床、天井といった多岐にわたる建材が必要になるため、建材探しとそのサンプルの取り寄せはデザイナーの業務のなかでも時間を要する作業である。複数のメーカーからサンプルを個別に取り寄せたり、それらが異なるタイミングで届いたりと作業の煩雑さが課題となっていた。

こうした建材サンプルにまつわる作業を効率化するのがMaterial Bank® Japanである。北米では2019年のローンチ以来、11万人を超えるデザイナーと大手設計事務所トップ200社の99%が利用しているデファクトスタンダードと言えるサービスだ。

Material Bank® Japanでは、業界最大となる200ブランドから約5万SKU(Stock Keeping Unit)の建材サンプル(提供準備中のものを含む)が取り揃う見込み。さまざまなブランドを横断的に、すばやく検索できるのが大きな特徴だ。
※ 2023年8月DesignFuture Japan調べ。自社倉庫から即日1パッケージで一括配送できる建材サンプルマーケットプレイスを対象に調査。

マテリアルの組み合わせ参考例からのオーダーも可能。

一括請求システムと物流設備を組み合わせた独自のシステムを確立しているため、深夜0時までの注文を最短で翌朝に受け取ることが可能。また、オンラインでマテリアルボードを作成すれば、チームやクライアントに選んだ建材をすばやくシェアでき、そのままサンプルのオーダーが行える。さらに一括配送による配送回数や梱包資材の削減によって環境負荷の低減にもつながる、使うだけでサステナブルなサービスという点にも注目だ。

material bank japan_box

注文時に選択したサンプルが1パッケージにまとまって届く。

先行予約登録では、インテリアデザイン、建築設計、ディスプレイ設計などに従事するプロフェッショナルのデザイナーを募集。公式サイトの受付フォームから手軽に登録できる。登録・利用料はすべて無料で、案件を持っているデザイナーであれば誰でも利用可能だ(利用開始には事前審査が必要)。公式サイトではユーザーの感想を多数紹介しているほか、先行予約者だけが参加できる限定ウェビナーも開催される。End