「Atari 2600+」

ゲームファンなら誰でも「アタリショック」という言葉を聞いたことがあるだろう。これは、1977年にアメリカのゲーム会社「アタリ（Atari）」から発売された人気テレビゲーム機「Atari 2600」が、1980年代初頭にゲームソフトの質の低下を招き、売上不振と市場崩壊に陥った現象を指す言葉である。

そのアタリ社が、このほど新しい家庭用ゲーム機「Atari 2600+」を発表した。価格は129.99ドル（約19,000円）で、公式サイトでは北米向けに予約受付を開始。2023年11月17日（金）に発売される。

筐体はかつてのAtari 2600のデザインを継承。オリジナルのAtari 2600用ソフトと後継機種のAtari 7800用ソフトをプレイできる。

また「Adventure」「Missile Command」「Yars’ Revenge」などの名作10タイトルがセットになったカートリッジや専用のコントローラー「CX40+ ジョイスティック」も付属する。日本国内で発売されるかは不明だが、一度は手にとって遊んでみたい。