東京・六本木の東京ミッドタウンで五感で楽しめるデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2023」が、2023年10月6日（金）から10月29日（日）まで開催される。

同イベントの開催は今年で16回目。今回は「いざなうデザイン－Draw the Future－」をテーマによりよい未来を実現するためのデザインを紹介する。

ミッドタウン敷地内の芝生広場には、建築家・浜田晶則による廃棄物として捨てられる土を3Dプリンタなどのテクノロジーで生まれ変わらせるインスタレーション「土の群島」が登場。長い歳月を経て生まれ変わった土を見せることで訪れた人と自然が対話できる場を提供する。

「土の群島」
展示期間：10月6日（金）～10月29日（日）、時間：11:00～21:00（予定）、場所：芝生広場

建築家・浜田晶則

建築家ユニット KASAは、風をモチーフとしたインスタレーション「風の庭」をミッドタウン・ガーデンで披露する。秋の風を受けてなびく木立の景色を眺めれば、慌ただしい時間から離れて、都市生活で忘れがちな風の心地よさを感じられるだろう。

「風の庭」
展示期間：10月6日（金）～10月29日（日）、時間：11:00～17:30（予定）、場所：ミッドタウン・ガーデン

建築家ユニット・KASA/KOVALEVA AND SATO ARCHITECTS

世界7都市に拠点を構えるデザインファーム IDEO （アイディオ）は、インスタレーション「Reflections on Water」を展示。空になった小川には水たまりのような鏡面が点在する。そこに「水にまつわる問い」が書かれており、鏡に映り込む自分の姿や周りの環境を重ねることで、水資源問題に気づかされという仕掛けだ。

「Reflections on Water」
展示期間：10月6日（金）～10月29日（日）、時間：11:00～17:30（予定）、場所：ミッドタウン・ガーデン

さらに、参加クリエイターらによるトークセッション「DESIGN TOUCH Talk Salon（デザインタッチ トークサロン）」を開催。さまざまなテーマのもと、最新デザインの潮流やテクノロジー、サステナビリティプロジェクトなどの学びの機会が提供される。

DESIGN TOUCH Talk Salon