Design by Daijiro Ohara

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー（ggg）で、大原大次郎の展覧会「Daijiro Ohara HAND BOOK」が2024年1月31日（水）まで開催中である。

音楽関係の仕事を中心に、書籍や映像制作など文字やタイポグラフィを基軸に活動を続ける大原大次郎。これらすべての実践に共通するのは「手＝HAND」を使うことである。

同氏にとってgggでの初の個展となる今回は、これまでの仕事や自主活動の完成までのプロセスを紹介。タイトルは、今月出版された作品集「HAND BOOK：大原大次郎 Works & Process」（グラフィック社刊）と同じく、大原の活動を体現する「HAND BOOK」とした。音楽関係の仕事をはじめ、文字や作字をキーワードに、同氏が「手」を動かす中で見えてくる風景を垣間見ることができる。

Photos by Mitsumasa Fujitsuka

1月13日（土）はDNP銀座ビル3Fで、大原とインディーズレーベル「カクバリズム」を主宰する角張 渉によるギャラリートークが開催される。