東京工業大学・多摩美術大学・一橋大学によるデザイン講義
新価値創造の人材を育成する「NVCA」が無料公開中

東京工業大学多摩美術大学一橋大学は、オンラインのデザイン講義シリーズ「NVCA:New Value Creation Academy(新価値創造アカデミー)」を2024年3月15日(金)に公開した。多摩美術大学 TUB YouTubeチャンネルにて無料で聴講できる。

変化の激しい現代社会においては「新たな価値を創造できる人材」が求められている。アートディレクターの永井一史(多摩美術大学 統合デザイン学科教授)が監修を手がけるNVCAは、3大学協働の人材育成プログラム「Technology Creatives Program(テックリ)」の一環として、人や組織の創造性を活かす社会の実現を目指して誕生した。

プログラムはデザイン思考やデザインプロセスをベースに、必要な知識を要素として組み合わせて構成されている。1回30分程度のモジュール方式のため、いつでもどこでも効率よく学べることが特徴だ。

今回は「イントロダクション」「全体を捉える」「実践的な知識を得る」「組織や社会で活かす」の4つのステージにわたり、「デザイン思考とは何か?」「創造的な発想とは?」「ユーザーを知るリサーチ」「具体的なかたちにする」「未来を描き出す」「創造的な組織をつくる」「社会の価値観を変える」などの11のテーマを展開している。

プログラムには各分野の専門家が講師として登場。新規事業やサービスやプロダクトの開発に携わるエンジニアやデザイナー、ビジネスパーソンを対象としている。製品・サービス・社会システムに「新しい価値」を取り入れたい人、ビジネスにアート思考やデザイン思考を導入したい人、アイデアを考えるための問いの設定を学びたい人にはうってつけの講座である。End

「ガイダンス」
永井一史(多摩美術大学 統合デザイン学科 教授、TCL エグゼクティブ・スーパーバイザー)

デザイン思考とは何か?「デザイン思考基礎」
齊藤滋規(東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系 教授)

創造的な発想とは?「社会課題と構成的アプローチ」
未来を描き出す「未来洞察」
鷲田祐一(一橋大学 大学院経営管理研究科 教授、データデザイン研究センター長)

ユーザーを知るリサーチ「質的ユーザリサーチ」
中谷桃子(東京工業大学 工学院 情報通信系 准教授)

アイデアを考えるための問い「問いからはじめる価値創出」
石川俊祐(多摩美術大学 TCL 特任教授/KESIKI 代表取締役 CDO/WYLC 代表取締役/旭川市 最高デザイン責任者 CDO)

描くことで伝える「考えの視覚化」
清水淳子(多摩美術大学 情報デザイン学科 講師/視覚言語研究者/デザインリサーチャー/グラフィックレコーダー)

具体的なかたちにする「プロトタイピング」
濱田芳治(多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻 教授)

創造的な組織をつくる「組織における知識創造」
妹尾 大(東京工業大学 工学院 経営工学系 教授、社会人アカデミー長/一橋大学 ソーシャルデータサイエンス研究科 教授)

チームをどうつくるか「チームビルディング」
坂本 啓(東京工業大学 工学院 機械系 准教授)

社会の価値観を変える「トランジションデザイン」
大橋 匠(東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系 准教授)