NEWS | インテリア
2024.09.13 10:00
1943年に設立されたデンマークを代表する照明ブランド「レ・クリント(LE KLINT)」から、ペンダントライトの新商品「モデル 105 アニバーサリー」と「モデル 1 メガ」が2024年9月13日(金)に発売される。
前者のデザインのベースとなった「モデル 105」は、家具デザイナーのモーエンス・コッホ(Mogens Koch、1898-1992)が1942年に制作した照明。日本の伝統的な提灯を連想させる上部と下部がすぼまった縦長のフォルムのシェードが特徴であり、光源を包み込んで周囲に十分な明かりを届けてくれる。
今回登場する「モデル 105 アニバーサリー」は、コッホの生誕125周年を記念して2023年に制作。特徴的なシェードに、ゴールドのリングとチューブ、リネンのコードを組み合わせることで、エレガントかつ温かみのある雰囲気を加えている。
一方、「モデル 1 メガ」は、1901年にデンマークの建築家 P.V.イェンセン・クリント(P.V. Jensen-Klint、1853-1930)がつくり出したプリーツシェードからインスピレーションを受け、その息子で1943年にレ・クリント社を設立したターエ・クリント(Tage Klint、1884-1953)がデザインを手がけた「モデル 1」をベースとしている。
新モデルは、今もなお美しい「モデル 1」のシェードはそのままに、シェードの直径を600mm、700mm、850mmと3サイズで展開。コードとソケットの接続部分についた真鍮のチューブとリネンコードにより、北欧らしいシンプルでモダンな雰囲気を演出する。自宅だけでなく、オフィスやホテルなど、幅広い場所で使える照明だ。