東京・渋谷のUESHIMA MUSEUMは、新コレクション展「創造的な出会いのためのテーマ別展示」を 2025年6月21日（土）より開催する。

2024年6月に開館した同館は、UESHIMA MUSEUM COLLECTIONのオーナー・植島幹九郎氏の母校である渋谷教育学園の敷地内に位置する。「同時代性」をテーマに、国内外の幅広いアーティストの現代アート作品700点以上を収蔵している。

UESHIMA MUSEUM

2回目のコレクション展となる今回は、金沢21世紀美術館で館長を務めた長谷川祐子がキュレーションを担当。2階では、アメリカの現代美術家 ジェームズ・タレルのインスタレーションを常設展示し、中央の細長い展示ギャラリーには、ドイツの抽象画家 ゲルハルト・リヒターの作品を並べる。

また、多様な現代美術表現と出会えるように、「宇宙」「ポップ」「なごみの幾何学」「賑やかなナラティブ」「愛とグリッチ」などのテーマを設けて、作品を紹介。渋谷の風景に開かれた空間や、浮遊感のある白く輝く床をもつ展示室が用意されており、展示の流れに合わせて鑑賞者の想像力を刺激し、自由な解釈を促す構成となっている。