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11時間前
NOT A HOTEL OFFICE
NOT A HOTELは、オーナーラウンジなどを併設した複合型ワークスペース「NOT A HOTEL OFFICE」を、東京・晴海にて2025年7月9日(水)にオープンした。ディレクションは同社の建築チーム「NOT A HOTEL ARCHITECTS」が手がけ、NOT A HOTELの世界観を反映した空間を実現している。
プルーヴェハウス
同社の本社オフィスとして機能し、「NOT A HOTELが考える、働く場所の新しいかたち」というコンセプトのもと、ワークスペース、イベントスペース、商談スペース、ラウンジ、キッチンがひとつの空間に統合。NOT A HOTELのミニマルな設計思想に大きな影響を与えているのが、フランスの建築家でデザイナーのジャン・プルーヴェが設計した約6m四方の家「プルーヴェハウス」であり、施設内にも設置されている。
ワークスペースには、36名分のフリーアドレスデスクと4つのワークポットを完備。開放感と機能性を兼ね備え、多様なワークスタイルに対応する。各々が自由に集い、アイデアを形にするコラボレーションの拠点となる。
ワークスペース
ラウンジは奥行き40mの大空間で、中心には全長15mのビッグテーブルを配置。執務スペースとしての利用だけでなく、イベントの開催も可能だ。テーブルの左右には、ヴァージル・アブローがデザインを手がけたスツールを配されている。
ラウンジ
ミーティングテーブル/キッチンスペース
さらに、ミーティングスペースには、NOT A HOTELの各拠点で採用されている家電やカトラリーを備えたキッチンを併設。キッチンスペースは濃いグレーを基調とし、大きな丸いテーブルの周囲には10種類の異なる椅子を配置した。
また、デザイナーのNIGO®︎がプロデュースする「THE NIGO LOUNGE」もオープン。NOT A HOTEL TOKYO「THE NIGO HOUSE」のオーナー限定のプライベートラウンジであり、1日1組限定で寛ぎのスペースとして利用できる。ラウンジには、同氏が長年愛用するモジュラー家具の定番であるスイスの「USMハラーシステム」がコの字に3面、高層に積み上げられ 、284個のユニットで構成された巨大なストレージウォールとなっている。
THE NIGO LOUNGE