NEWS | グラフィック / 展覧会
4時間前
和紙素材でつくられたプロトタイプシューズ。
東京・日本橋のT-HOUSE New Balanceは、アーティストデュオ Nerholとしても活動するグラフィックデザイナー・田中義久を迎え、アップサイクルをテーマとした3回目の共同研究によるインスタレーション「Yoshihisa Tanaka × Tokyo Design Studio cooperative research vol.03」を2025年9月2日(火)まで開催している。
端材や廃材を用いた和紙づくりの研究から始まったこの共同研究は、今年で5年目を迎える。本展では、田中とNew BalanceのTokyo Design Studioが共同開発してきた和紙を素材にしたプロトタイプのシューズが展示されている。
田中は同社とともに、シューズの機能とデザインのあり方を改めて探求しながら、循環型のものづくりに対する意識や価値観のアップデートを提案。建築家・橋村雄一と協業したインスタレーションでは、プロダクトの展示だけでなく、その素材研究や開発過程も展示。プロダクトの背景にある思考や試行錯誤に触れられる内容となっている。
また、このインスタレーションに合わせて、同スタジオが手がけるフリーマガジン「NOT FAR 特別号」がリリースされた。インスタレーションのアザーストーリーを中心に、「日常への新たな視点」というテーマで、国内外の持続可能な都市計画やライフスタイルについて掲載。T-HOUSE New Balanceのほか、一部の書店にて無料配布が行われている。
NOT FAR Special Edition
Yoshihisa Tanaka × Tokyo Design Studio cooperative research vol.03
- 会期
- 2025年7月25日(金)~9月2日(火)
- 営業日
- 月・火・ 金・土・日
- 営業時間
- 11:00~14:00/15:00~19:00
- 定休日
- 水・木
- 協力
- アワガミファクトリー、TOPPAN株式会社、大因州製紙協業組合、株式会社シリカジェン、杉山紙業株式会社、津田製紐株式会社、kontakt co., ltd.
- 会場
- T-HOUSE New Balance
(東京都中央区日本橋浜町3-9-2) - 詳細
- https://www.instagram.com/p/DMpTnbdzQEa/?img_index=1