ベトナム・ダナン発のモダンベトナムレストラン「Nén Tokyo（ネン トウキョウ）」が、東京・代官山にて2025年9月2日にグランドオープンした。

「意識的にベトナムらしく（Consciously Vietnamese）」をテーマに掲げる同レストランは、本国にてサステナブルな取り組みとストーリー性のあるコース料理を展開し、ベトナムで初の「ミシュラン・グリーンスター」を受賞している。代官山店では、シェフのサマー・レ（Summer Le）が率いるチームが、「規律的な爆発（A Controlled Explosion）」というコンセプトのもと、伝統と革新が交錯するベトナム料理の「今」を表現する。

料理には、日本国内で育てられた旬の食材を中心に使用。ベトナムの精神と味わいに日本の食材と感性を掛け合わることで、ルーツに忠実でありながら、日本の自然や風土になじむ新しい味を提供する。

シェフ　サマー・レ（Summer Le）

店舗は、デザインオフィス nendoが建物の設計を手がけた複合型商業施設「KASHIYAMA DAIKANYAMA」に入居。インテリアデザインは、ベトナム出身で日本でも研鑽を積んだレ・フォン・グェン（Lê Phong Nguyen）率いるMirai Houseが担当した。静けさや奥行きを保ちつつ、伝統的な紙芸術「チュックチー（Trúc Chỉ）」などを取り入れるなど、随所にベトナムらしさを織り込んだ空間に仕上げている。